6月・7月 上高地の初夏~梅雨

日毎に小さくなる山々の雪渓と岩肌とのコントラストがアルプスの高峰らしく雄々しく感じられる穂高連峰と、梓川の碧く清らかな流れ、新緑の緑が眩しく沢山の植物が花咲き競う初夏。
6月中旬~7月中頃は上高地も梅雨です。

6月:初旬はスッキリと晴れた日が続き、中頃には入梅

6月初旬~中頃は上高地で最も多くの花々が咲く季節。入梅を境に花の種類が変わるので両方を楽しめる時期に行けたら最高ですね♪

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しっとり落ち着いた上高地♪

気温・気候
日中の最高気温:17℃程度
早朝の最低気温:7℃前後
服装の注意点
冬服~春服(日中は日差しが強く実際の気温以上に暖かく感じます。)
イベントなど
6月第一日曜日 ウェストン祭
日本アルプスと命名した登山界の礎を偲ぶ日本山岳会の祭典。興味のない方にとっては賑やかというより騒がしいかも…この日は避けた方が良いかもね

梅雨(6月・7月)は裏ベストシーズン

7月中頃まで上高地も毎日のようにシトシトと雨が降る梅雨です。日常生活では「濡れる」「ジメジメする」「渋滞ノロノロ」の原因で嫌われることの多い雨ですが、濡れない快適な雨具さえあれば人影の少ない静かな自然を独り占めできるチャンスです♪

梅雨の晴れ間には爽快な景観が広がります。

気温・気候
日中の最高気温:20℃程度
早朝の最低気温:12℃前後
服装の注意点
長袖シャツなど春服、雨具と靴は山用のある程度しっかりした良いものをお勧めします。(濡れないムレないもの)
晴天時は日差しが強く夏服でも可。(紫外線対策必須)
イベントなど
数年~10年程度の間隔で沢が氾濫して崩れたことのある季節でもあります。直近の情報に注意してください。(過去に崩れた所や同種の場所は改修されていますので特に心配する必要はありません。)

濁流の梓川(雨が上がれば翌日には清流に)

極端に人影が少ない梅雨時期を勝手に“裏”ベストシーズンと呼んでます。しっとりと落ち着いた上高地も格別ですよ♪騙されたと思って是非。

但し、前日・当日の雨量によっては、あの蒼く清い梓川が見る影もない濁流になったりします(これは梅雨に限らず。むしろ雨量の多い夏~秋の台風接近前後の方がヒドイんですけど)。

もちろん持ち物全部、ザック自体も防水対策をお忘れなく~♪

2018年 6月・7月の混雑状況・混雑日

6月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 18 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

XXのんびりと上高地の自然を独り占めできる♪すいている日

XX歩行路もお店も、お昼前後の時間帯には多少込み合うやや混雑する日

XX日中の河童橋周辺はかなりの人で賑わう来訪者の多い混雑日

XX河童橋周辺はもちろん、食堂・売店・バスの乗車にも待ち列の出来る最も混雑する日

マイカーでお越しの場合、沢渡・平湯の駐車場への午前~午後の入場にはやや混雑日は10分程度、混雑日は30分程度、ピークは60分程度の待ち時間が生じることがあります。(早朝と夕刻はそうでもありません。自然公園財団資料より)