徒然日誌(時々更新)

思いつくまま気の向くまま。上高地に関わる様々なことを徒然に♪

羽音が耳障りで眠れない?

蒸し暑く寝苦しい夏の夜。羽音が耳障りで眠れない、皆が嫌う迷惑で不快以外の何物でもない“蚊”
真夏の日中でも気温は25℃を上回ることが数えるほどしかなく、爽やかで清冽なイメージの上高地に蚊がいることは想像しがたいのですが…

屋外の藪や茂みにいる、ごま塩柄の“藪蚊”

寝ようと電気を消してしばらくすると、微かに聞こえるあの耳障りな羽音…気になってイライラして、挙句に刺されてしまって痒い痒い…。
最初に知って安心して欲しいのですが、上高地の施設・客室に“蚊”はいません!いわゆる“家蚊”と呼ばれる種類を見かけること、お部屋であの羽音を耳にすることはまずありません。(ひと安心♪)

屋外の藪や茂みにいる、ごま塩柄の“藪蚊”も、日帰りの散策なら殆どやられることはありません(またまた安心♪)

蚊にやられるパターン・場所

日中の行動時やホテルの部屋では蚊にやられることが無いと断言しましたが、こんな時・場所では奴らに確実奴らやられますので要注意です。(以下、多少大げさですww)

  • 夕食後に星空を見に…灯りの無い場所へ行くでしょう。ほぼ確実にやられます。
  • 小梨平のケビン、テントで泊まる。ここを読んでいる方の部屋(テント)には確実に1~2匹いるでしょう。
  • 日中でも短パン・スカート・半袖での行動なら、小梨平ほかのベンチでじっと座っていると…
  • 河童橋~明神の梓川左岸道、平らで藪の近い場所では立ち止まらないほうがいいかもね。

藪蚊という位ですから藪や繁みに潜んでいます。上高地では藪へ分け入ることはありませんし、日中は一般に長ズボン、一所に留まることも少ないのでやられないだけで、特に小梨平のテントサイト近くには案外多くの藪蚊がいます。(藪蚊は午後~夕方に吸血するとされていますが、実際には種類も多く生態系も様々で時間を問わず刺されます!)

蚊の吸血のよる伝染病の心配もないので過敏になる必要はないものの、気になる方は防虫スプレーや防虫シートなどの“蚊”対策をお忘れなく。(単純に長ズボンだけで十分かもですが~)

夕食後のナイトハイクでやられるのは「ビールを飲んで炭酸ガスを多く吐くからだ」と教えられたことがあります。ビールと限らず飲酒すると呼吸が増え、かつ息に含まれる炭酸ガスが多くなり、蚊が集まってくるのだそうです。(たぶん正解です。)

蚊の詳しい生態系・種類などは全く存じませんので「小梨平テントサイトは蚊が多い」というのは間違っているかもしれませんが、経験からそのように感じます。ご注意ください。(ビール飲みすぎ?ww同じテントサイトでも、徳澤では蚊を見たことが無い気がします。何か違いがあるのでしょうか)